山形県ブラックバス等外来生物リリース禁止から1年経過した
山形県内水面漁場管理委員会指示第4号
漁業法(昭和24年法律第267号)第67条第1項及び第130条第4項の規定により、次のとおり指示する。
平成28年11月29日
山形県内水面漁場管理委員会
会 長 國 方 敬 司
平成29年6月1日以降、オオクチバス、コクチバスその他のオオクチバス属の魚及びブルーギルを採捕した者は、これらを採捕した河川又は湖沼に再び放してはならない(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号)第4条の規定により禁止される行為に該当する場合を除く。)。ただし、山形県内水面漁場管理委員会が認めた者が試験研究のために当該行為を行う場合は、この限りでない。
県内の共同漁業権に係る漁場の区域
上記の山形県内水面漁場管理委員会指示で
特例外来生物であるブラックバスやブルーギルが
山形県内で漁業権のある水域で禁止になった
しかし
無法地帯山形県に変わりないのに驚く
よくバス釣りをしている方のブログやホームページに
野池と言う書き込みがある
勝手に野池と呼んでいるだけでも
所有者がいるのに
勝手にボートを浮かべて
自由にブラックバス釣りをしてもよいのだろうか
勝手に呼ぶ野池では再放流禁止は適用されないので
再放流を勝手に行ってもよいのだろうか
挙句の果て
勝手に呼ぶ野池から釣り上げたバスを生きたまま持って行った釣り人もいるし 最上川ではスモールマウスバスの稚魚らしきをバケツで持ち帰っている方も目撃されている まさしく『マット県山形』と揶揄される所以なのだ (^^♪
WEBでは
ブラックバスを釣るプロと称する方々が
山形県の進めるリリース禁止を阻止したと
天下を取ったように書き立てるブログやHPも散見する
そんなにブラックバスリリース禁止阻止が重要で
法を犯してまで移植放流をしたいのだろうか
それは 下記の書き込みのようなことが目的だろうか
『日本を代表する急流、最上川。自然豊かな山形のシンボル最上川の
激流にもまれながら、アユやサクラマス、鮭、イワナやヤマメと
いった良質のベイトをたらふく食べて超マッスルなシェイプに育っ
た最上川スモールマウスバス。2011年頃、最上川に突如として大挙出現!
僕たち山形のバサーをたちまち魅了して、未曾有の熱狂の渦に巻き
込み最上川は連日、40up、50upの大物を多数ヒットさせる仲間たちで大
賑わい。今では、噂を聞きつけて、遠く首都圏や近畿圏からも名だたるベ
テランアングラーたちが腕試しに訪れるという。
最上川は、野池同様に遊魚券を購入しなくてもバス釣りが楽しめる
という好条件のもと、いずれはJBトーナメント開催の期待も高まる。
トッププロたちが操るボートが、最上川の激流の中でトロフィーサ
イズのスモールマウスを追いかけて縦横無尽に走りまくる!
そんな光景を早く見たい!今すぐ見たい!
桧原湖をはるかに凌ぐ、新たなスモールマウスバスの聖地が誕生だ!
そんな中、山形県内5万人を超えるバサーの熱気を妨害する、山形
県庁と漁協による悪どい企みが進行中!
『えっ?山形県がリリース禁止?!』『今どき?』『今さら?!』
これは明らかな憲法違反、国際条約違反、重大な人権侵害、動物虐
待です。日本はいつから北朝鮮になってしまったの!?
吉村知事さんは、今さらムダに税金を使って駆除を公共事業にしよ
うと言うのでしょうか?それよりも、全国から最上川に集まるバサ
ーを観光客として積極誘致、最上川漁協は解体して僕らバサーや釣
具店を中心とした新漁協の設立など、スモールマウスバスを積極的
に有効活用、山形県の経済効果がアップするように(ムダ飯食いの
)役人どもに命令したらどうなの?
最上川のスモールマウスバスは、僕らの大切な大切なトモダチです。
リリース禁止=最上川スモールマウスを殺せ と言うの?
「かけがえのないトモダチを殺せ!」と子どもたちに教えろと言うの?
そんな残虐で無意味な行為を、未来ある、山形の子どもたちに
ゼッタイにさせてはいけない!
最上川を僕ら山形バサーの永遠のパラダイスとして守っていこう!
そんな熱いアツイ、僕ら山形ローカルバサーの情報交換スレッド 』
以上引用
と 西暦2004年 平成16年 の外来生物法施行前のバサーの考え方から
時間が止まったままだが 野望はさらに膨らんでいる
しかし 同じ釣り人でも
『そもそも命の尊厳を盾にバス駆除を糾弾している人達は自分たちが魚の口に釣り針を引っかけて水中を引きずり回し空中に抜き上げ記念写真とか撮影している訳ですが、釣り針を引っかける時点で致命傷を負わすリスクもある訳ですが。』
『バス釣りやってる奴なんて、釣り人の中でもマナー意識が底辺ですから期待しても無駄です。バスを駆除するよりバサーを駆除した方が早いんじゃないですか?』等と言う意見もある たしか 通称バス持ち ブラックバスの口を持ち吊り下げている持ち方は バスに最悪のダメージを与えるので 持ち方を変えるように促した USAの釣り具メーカーの記事を読んだことがある
しかし もともと山形県に生息しなかったブラックバスやブルーギルは
どこからやってきたのだろうか
自分が釣りたいため釣り用品を売りたいための強欲に駆られて放流した方がいるから ブラックバスやブルーギルが増えたことに間違いはないのだけれど 『証拠がない』いや証拠が無いとは言えず『リリース禁止反対でバス釣りを楽しんでいる方々がいる』それが証拠と言えるのではなかろうか
私としては『特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律』制定を切にお願いしていた一人として すでにブラックバスで生計を立て漁業権を設定している地区でブラックバス等を釣って楽しむのは問題ないけど その場所以外で楽しむのは良くないと思う 法律の解釈で再放流は法律に抵触しないという見解だが オラ的には法律違反と解釈している
バサーのマナーの悪さはバサーだけが悪いと言い切れないが バスプロと称する方がいくら良いことを言っても 彼らにぶら下がるバサーは 平気でブラックバスなどを違法に移動し勝手に他人の池にブラックバス等を放流し釣りを楽しんできたのだから バスプロも同格だということを自覚すべきである
もともと某氏が日本に最初に移植したバスは拡散しなかったが そのブラックバスと異なる遺伝子のバスが蔓延しているのだから ブラックバスなどで飯を食おうとした楽しもうとした方々が輸入移植放流した事は明白でなかろうか
ちょっと 山形県内のお話から総論へと逸脱してしまったが
山形県に限らず
オラ的には ブラックバス等が増えるということは明らかに在来の魚類と食べ物と生息場所を競合しているということになるので バスによる食害と生息域の競合は 公害だと断定する
ブラックバス・ブルーギルなどを釣って楽しむ方と それで飯を食っている方をを駆除する以外に無いのかな
と 某釣具店が本音で語っていたこともあり
公害(ブラックバス)で飯を食っているマスコミメーカー周辺業者は 大反省すべきだと思います
だから
公害で飯を食っている方々は 釣りと釣り周辺から ご退場願いたい
豊かな自然の山形県に戻す責任が
ブラックバス釣りで飯を喰らう周辺業者とバサーにはある
放出関係は、許可なく野外に放ったり・植えたり・まいたりした場合の罰則は個人・懲役3年以下 もしくは・罰金300万円以下 法人・罰金1億円以下
それでも いまだにバスを放流する方が居るのが信じられません