
鳶茸頂きました
心臓の鼓動が間もなく20億回を迎えるオラにとっては
渡りに船 もちろん三途の川(八久和の渡渉点)です
なんて冗談ですよ
オラがまだ沢屋だった頃
源流釣り士だった頃かな
台風とともに溯って
挫折 増水 停滞 撤退を繰り返し
やっと山の神に認められ
辿り着いたのが
八久和川上流部
カクネ平へ 詣でる事が出来ました
あの時は 渇水でゴルジュに群れる大岩魚を眺めることは出来ても
釣りあげる事は叶わず
岩場をヘツれば マムシの洗礼
でも 山の神はお恵みを与えて下さったのです
それが 鳶茸
山毛欅の根元に鬱蒼と生える 鳶茸
お土産は 120リッターほどの鳶茸でした
毎年 お盆になると恋い焦がれる鳶茸
だったら採りに行けば なんですけど
最初に書いた通り
そろそろ 心臓の鼓動は寿命かもしれないので
恋い焦がれるばかりでした
でも
有り難きは 仲間
仲間から鳶茸を頂きました
ありがたやありがたや
画像は かなり傷んでいるように見えますが
これ幼菌から育ったばかりの証
鳶茸は白からドス黒くなるのが新鮮なんですよ
お陰で
ちょっぴり 生き永らえそうです
頂くまでの下ごしらえ
塩水を作り虫抜きのため少し浸します
虫とゴミを洗い流してから
石突を落として
下ゆでします

さっと火が通るくらいで充分
幼菌から育ったばかりなので ゆで上げたら このまま頂けますが
歳を喰らった物は 重曹を入れると柔らかくなるそうです
そして 真っ黒になったゆで汁を躊躇しないで捨てて
流水で洗い流します

水にさらし終えたら
水を切り 下ごしらえ完成です

見た目 グロテスクですが
味は 格別のはず
下ごしらえをした鳶茸は繊維と逆に包丁を入れ
食べやすいサイズにカットしてください
舞茸みたいに繊維方向に割くと
噛み切れない物もあります
オラのは幼菌から育ったばかりなので
ご心配なく
とはいきません 繊維と直角に囃子(はやし)てね
そして ナスや七唐などお好みの野菜と炒めて完成
オラは 源流釣り士にもどり
ニンニク味噌和えを作ろうかと思ったが
冷やしラーメンのサイドメニューにしました
もちろん ラーメンはインスタント
よく源流に持ち込んだトウモロコシと鳶茸を炒めてみました
味付けは オラの定番 『焼き鳥のタレ』

頂き物のステンコッヘルに盛り付け
頂きます
なんだか 宅で引きこもり
源流ごっこしていたら
体力も気力も妖力もないくせに
八久和に詣でたくなってきました
今頃は 水も引き 澄み始めている頃か
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