山に登る時間もなく雑用に追われたが すこし時間が取れたので梵字川 渓谷へ車を走らせた
月山ダム左岸からの遠望
月山の頂上付近も雪が
赤倉と青倉
ダム湖から少し覗く弘法大師物見岩(ダムは史跡さえ呑み込んでしまう蟒蛇)
山毛欅の葉もかなり散ってしまった
案内看板
案内看板拡大 カメムシ攻撃に遭いながら
看板画像では、読みにくいので文字起こししました
弘法大師物見岩
梵字の流れる川をさかのぼり
岩に座りて祈念する
湯殿川と梵字川が合流するところに、「弘法大師物見岩」と呼ばれる高さ約6m、幅約10mの巨大な岩があります。
朝日村には弘法大師にちなんだ伝説が数多く残されていますが、この「弘法大師物見岩」も弘法大師の湯殿山開山伝説のひとつです。
その昔、諸国修行の道すがら酒田の立ち寄った弘法大師が、酒田港に流れ込むほとりに立っているときフキの葉がたくさん流れてくるのに気がつきました。
その葉の下から光明がさしており、不思議に思ってフキの葉を取ってみると大日如来の梵字が隠されていたといいます。
そこで「この川を(昔、赤川は最上川に合流していた)さかのぼっていけば大日如来のおられる霊場があるに違いない、ぜひとも礼拝したいものだ」と考え、湯殿山にたどりついたといわれています。
その途中、大師が、この付近を通って湯殿川との合流点にさしかかったところで、どちらに行けばよいかわからなくなり、この岩に座って祈りを捧げると左の川から流れてくる梵字を見つけることができたことから、後にこの岩を「弘法大師物見岩」と呼ばれるようになったと伝えられています。
この「弘法大師物見岩」は、ダムの貯水位が低い夏場などには、上流のワサビ橋からいつでも眺めることができます。
帰り道の赤倉青倉を望みながら
振り返れば
秋の陽は釣瓶落とし
風になびく 斜面のススキが輝いていた
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