御存知のように赤川上流梵字川水系には月山ダムと八久和ダム、大鳥川水系には荒沢ダムがあり、森からの養分(鉄分)は遮断されてしまっている。さらに、各支流には砂防堰堤群があり鉄分が遮断されるため、まさに赤川の具合は鉄欠乏性貧血なのだ。
赤川にその養分を補っていたのが
河畔林で、
赤川自然再生事業によって河畔林は伐採され、以下のような事が起こったと釣り仲間が嘆いていた。
伐採する→中洲の土砂が流れ出す。
①川底の石の隙間が埋まり カワムシ等 餌が無くなる。
②淵や河川が埋まり、棲息環境が無くなる。
伐採する→日陰が無くなる。
①魚つき林が無くなる。
②水温が高くなり、特に夏に棲息水温以上になる。
伐採する→河原が剥き出しになる。
①酸性雨、酸性雪の浄化が出来ない。(酸性は鱒属が成育出来ない)
伐採する→落ち葉が出ない。
①カワムシの餌が無くなる。(栄養分が無くケイソウ類が育たない)
等々
付け足すなら
①河畔林は伐採されたので、フルボ酸が生成されず鉄を生物が利用できない そのために上記の理由から食物連鎖ピラミッドの底辺がなくなるので、(生物)少ない川となる。
赤川は人間の体で言うと貧血状態なのだ、オラは釣り仲間から伺った「玄米食は鉄欠乏性貧血になる」話と赤川の現状は酷似しているなぁと思うのだった、そのお話は、玄米に含まれるフィチン酸という成分が鉄分と結合し、体内に鉄分を吸収する事を難くするというのだ、更に困った事に体内の鉄分は減少すると、他の体に必要なミネラル分も減少し鉄欠乏性貧血だけでなくとても厄介な事になるというのだ、ただ、オラは医学者でもないし栄養学も学んだことのない、また、仲間の話を一字一句間違えず伝える事の出来ない釣りバカゆえ、蘊蓄は
玄米食の間違ったイメージを参照くだされ。
話をややこしくしてしまったが、その玄米の成分を置き換えると、赤川へ鉄分を流さないように食い止める月山ダム荒沢ダム八久和ダム砂防堰堤群のことだ、体内では、地球生命と同じように鉄等のミネラル分を利用して様々な働きをしているが、我々人間は自然再生と言いながら川のサイクルを打ち壊して、赤川を病気にしていると言えるのではないだろうか? そもそも、ダムが無ければ河畔林は茂れなかったのだ♪ 森は海の恋人というならば、行うべきは
次善の策? 最善の策は?
わからん!
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オラも応援するのだ♪ハナサケ!ニッポン!