シナ織の布を使った名刺入れとカード入れを購入してみた
シナ織とは 鶴岡市の関川地区に伝わる古代織物のことで シナの木の樹皮を繊維にして紡いで糸にして撚りをかけて織りこんだ布の事 アイヌのアットウシ織と同じなのだそうです 楮や藤や麻から作られる布と同様に古代布になるらしく 沖縄の「芭蕉布」、静岡県の葛布(くずふ)と並び日本三大古代布の一つだそうだ
北海道のアイヌもオヒョウやシナの木の樹皮を剥がして加工し織物を作るというが 何故鶴岡や村上の山間の地区に同じようなものがあるのかが不思議 いわれの通り蝦夷の文化(アイヌ文化圏)がそのまま残されたことだろうか それとも 大和民族と蝦夷民族の力のバランスがもたらし綾なのか 摩訶不思議な事である
オラは 縄文時代から続くとされる古代布は 人間の移動と共に自生する植物も異なってくるので 代用が効く樹木や草を探して布を織り 原料の調達の容易さや布への加工のしやすさ布の丈夫さにより 選別淘汰され残った織物が古代布ではないかと考える 縄文時代のご先祖様の創造力は素晴らしいですねと ひとり悦に入るがそのルーツはいまだに謎らしいのです そんなことは歴史学者に任せるとして 自然をこよなく愛するオラは丈夫で味わい深いシナ織で身の回り品をいろいろ作ってみたいと思案中なのだ ♪
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