増水した赤川を眺めていたら、三川町に住む古老の川漁師に、伺った話を思い出した。
その話とは、彼の親から言「三尺三寸(一メートル)を超える鯉を釣り上げると、命を持っていかれると言い聞かされていた」と言うのだ。オラは、『そんなこと迷信だろ」と食って掛かりたいのだが話は続く、
去年、一メートル二十五センチの鯉を釣り上げた爺さんがいて、爺さんは、その場に釣り上げた鯉を生かして置くため括り付けようとした、しかし、足を滑らせ川へドボンと落ちてしまったのだ!底の岸辺は足場も悪く河川改修で側溝化していたのだ。そんな場所では、岸に上がれるはずも無く、岸に上がれず蠢いて居たそうだ。
しかし、運は良いもので、犬の散歩中の方が異変に気がつき、爺さんを発見し通報してくれたのだ。爺さんは危ういところで命拾いしたわけだが、そんな話良く聞くことだから、「三尺三寸」とは、無関係じゃないのと、口を返してしまった。ところが古老の川漁師は、次々と語る語るのだった、ほかにも、怖い話が有りまんざら迷信と言う事でもなさそうだった。
そういうわけで彼はメーター級のスズキでさえ釣り上げても、あっさりリリースしてしまうのだそうだ♪
オラに大きい魚は縁が無く関係ない話なのだが、夢で出てくるメータークラスに命を持っていかれないように、
精進精進なのだ ♪
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